新年明けましておめでとうございます。令和4年の年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年を振り返ってみますと、コロナ禍の中で、石油等のエネルギーコモディティや粗鉄等のハードコモディティ等、世界市場で価格が決められるものは、コロナ禍の経済対策として行われた量的緩和の受け皿という背景もあり、投機的に常識を超えて値上がりしていく傾向にありました。そこにSDGsやカーボンプライシングなど環境コスト増加も合わさり、度重なる異常な値上げが行われました。しかるに新型コロナウィルス感染症拡大防止対策に翻弄され、個人消費や生産・雇用等の足元の経済指標が総崩れする中、そのコスト増をエスカレできずに苦しんでいる業態も数多く、我社が営む鉄工業もまた、苦しんでいる業態のひとつであり、あらゆる面で足踏み状態になってしまった感があります。やっと新型コロナ新規感染者数も落ち着き、今年こそは!と思っていた矢先に、突然舞い上がった新しい火種であるオミクロン株により、今年もどのような年になるか?不安の幕開けとなってしまいました。しかし、不安材料ばかりを論って、怯えてばかりいても仕方ありません。「危機を・・・続きは週刊紙をご覧ください。
清松芳夫社長 |